電車の振動の中から
よく、「変わっている」なんてことを言われる。
変わっているとは一体どういう意味なのだろうか。僕はそればかりがいつも気になる。
変わっていることはいけない事なのだろうか。
ひとが、人であるために必要なのは周りに合わせる事なのだろうか。
そう考える自分もいることを認めよう。自分にとってはなんてことないどうでもいい悩みなのだけれど。
よく記憶がなくなる。
一日の記憶がすっぽりと抜け落ちる。
じぶんが何者であるかわからなくなるのだ。
これが、心地の良い時と、ものすごく不愉快になる時がある。
少なくとも、普通の君たちには理解ができないことであろう。
自分は自分ではないのだ。
この思考もきっと君たちが思っている僕が紡いでいるわけではない。僕が思っている僕が紡いでいるわけではない。
それが、当たり前だと思っていたのだ。
でも、僕は普通だと思う。平凡と非凡がコインの裏表であるように僕も裏表になっていて、どっちが出るかわからないのだ。
普通だと言っている裏では自分は非凡だとも思っているのだ。
だけれど、人間なんて結局そんなものなんだろうなということは容易に想像ができる
だから、半分諦めながら少しだけもがいてみるのだと思う。
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